quickrun Latex on Vim(Mac)

久々のコンピュータカテゴリのエントリです.

前回のふざけた口調のエントリから一転真面目な話.

Vim というエディタがあります.

シンプルなのですがクセのあるエディタで,多くのプラグインがあり

カスタマイズすれば,かなり色々なことができるようです.

その1つに,開発環境としての側面があります.

それはquickrunというプラグインを使い,

“\r” で ”保存せずに” コンパイルする優れものです.

対応言語は,C,Python,Ruby,php,html…

しかし,ここにはLatexはないんです.

でも,Latex自体はTerminalで,”platex” ターン! で簡単に出来ます.

もし,LatexがVimでquickrunできたら,とても楽ですよね.

(quickrunは保存しないので,pdfが欲しい時にはplatexする必要がありますが.)

そこで,シェルスクリプトを弄りつつ,

「quickrunでLaTeXできるVim」という環境構築を目指しましょう.

スタートは,「購入直後のMac」という設定でいきます.

ちなみに,僕のMacはMacbook Air Mid2011(MountainLion)です.

対象読者

  • Vimはなんとなく知っている.
  • Latexもなんとなく知っている.
  • C,Python,Ruby,php,html の統合開発環境が欲しい.
  • マカー

対象としない読者

  • wordでいいじゃん
  • Emacs(流暢)便利だよな
  • ドザ

では,購入直後(という設定)で,流れを書いていきます.

自分に足りている部分があれば,適宜省いて下さい.

Latex,Ghostscriptのインストール

小川先生という方が,MacOSXでのpTeX環境の構築に凄く便利なUpTeXというバンドルパッケージを提供されています.

http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/herogw/

ダウンロード後,.dmgを解凍し,UpTeX.appをアプリケーションフォルダに入れ,ダブルクリックします.すぐさまインストールが終了します.

同時に,Ghostscriptを同上URLからダウンロードし,インストールします.

PATHを通す

/Applications/UpTeX.app/teTeX/bin

にPATHを通します.

ここをGUIで見たい場合は,Finderで途中,UpTeX.appで ”パッケージを表示”を選択します.

platex や dvifmx などのシェルスクリプトがあることを確認します.(してください!僕は違う環境構成なので確信ありませんw)

この作業が終わるまで,隠しファイル(拡張子が.から始まるもの)は表示させたほうがよいと思うので

Terminalで

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true

のあと,

killall Finder

とすれば,隠しファイルが見えると思います.

では,PATHを通します.以降,~/ が出てきたら,/Users/(ユーザー名)のことだと思って下さい.

~/.bashprofile に~/.bashrc を読ませて,.bashrc を編集するやり方でもいいのですが,

.bashprofile 編集後どうせ再起動するので,それだったら直接.bashprofile に書き込んでもいいじゃねえかと僕は思います.

デフォルトのテキストエディタ(アプリケーション内にあります)を開いて,~/.bashprofileを開きます.(なければ新規作成)

# Setting PATH for Latex
 PATH="/Applications/UpTeX.app/teTeX/bin:${PATH}"
 export PATH

と書いて保存します.要は,platexやらdvifmxがあるアドレスをPATH=”(ココに書く):${PATH}”

で,一度Macを再起動します.

再起動後,Terminalで”platex”と入力し,

This is e-pTeX, Version 3.1415926

云々となることを確認します.これで,あなたのMacにLatexがインストールされました.

Vim のインストール

普通なら,ここでTexshop入れて環境設定して,となるのですが

(実際,latexだけ使うのであればそれで十分だと思います)

今は,統合開発環境 の構築がメインですので,我慢しましょう.

MacVim-kaoriya Project さん,Vimの日本語化パッチ以上の働きをしますので,これをダウンロードしましょう.

http://code.google.com/p/macvim-kaoriya/

ダウンロードして展開したら,アプリケーションフォルダにMacVimをD&Dして,インストール終了.これで,あなたのMacにVimがインストールされました.

この時,Vimの使い方を練習しておくのが,後々ためになります.

Terminalから

vimtutor

と入力すれば,練習問題兼チュートリアルが開始されます.20~30分ぐらいかかります.

書いてありますが,途中で辞めるのは”Esc”+”:q!”です.

Git のインストール

Vimのプラグイン管理に必要な”Vundle”が,Gitからインストールすると超楽なので,そのためにGitをインストールしましょう.

Gitはインストーラーもあるので,サクッとインストールしましょう.

http://code.google.com/p/git-osx-installer/

ダウンロードして,指示に従っていけば,,インストール終了.これで,あなたのMacにGitがインストールされました.

Vundle(Vimのplugin)のインストール

VundleはVimのプラグイン管理を劇的に簡単にしてくれる(Vundle自身も)プラグインです.

これをインストールしないと,Vimのカスタマイズ(=pluginのインストール)が捗りません.

Terminalで

git clone http://github.com/gmarik/vundle.git ~/.vim/vundle.git

とすればインストールされます.これで,あなたのMacにVundleがインストールされました.

quickrun(Vimのプラグイン)のインストール

いよいよ,quickrunですね.

まず,アプリケーションからMacVimを起動しましょう.(Terminalからvim でもOK)

チュートリアルを読んでない人のために簡単にvimのコマンドを書くと

“Esc”を押せばコマンドモードになります.その後,様々なコマンドを入力します.

起動後,コマンドモードにし,

:vi /.vimrc

とします.なければ,新規作成してくれるのもvimのいいところです.

そして,次を記述.記述するには,”i”を押し,インサートモードに入ります.コマンドモードに戻るのはいつも”Esc”です.

set rtp+=~/.vim/vundle.git/
 call vundle#rc()

" plugin
Bundle "quickrun.vim"

filetype plugin indent on

としておけば,とりあえずよいでしょう.

これで,一度MacVimを再起動します.そして,コマンドモードで

:BundleInstall

とすれば,quickrunのインストールが終わります.これで,あなたのMacにquickrunがインストールされました.

Macはデフォルトでpython 2.7がインストールされているはずなので,すでにあなたのVimは”Python”の開発環境になりました.

試しに,確認してみましょう.

vimを起動し,

print("Hello World!!")

と入力し,コマンドモードへ.

:w ~/test.py

とすれば,~/ にtest.pyが作成されます.

すると,Vimがpythonファイルと認識して,文字の色使いが鮮やかになったはずです.

そこで,”\r” です.どうですか.左半分に”Hello World!!” が表示されましたか.

makelatex シェルスクリプトの作成

Vimを起動し,インサートモードで次を作成します.

#!/bin/sh
cd ~/.vim/latex/
cp $1 temp.tex
platex temp.tex && \
 dvipdfmx temp.dvi && \
 open -a Preview temp.pdf
rm temp.log temp.dvi

これをmakelatexと名前を付け,~/.vim/latex/ に保存します.

そして,実行権限を与えます.Terminalで

chmod +x ~/.vim/latex/makelatex

とします.次に,先ほどの.bashprofileを開きます.

# Setting myPATH for Vim-Quickrun
 PATH="/Users/(ユーザー名)/.vim/latex:${PATH}"
 export PATH

を追加します.ユーザー名は適宜変えて下さい.

そして,一度Macを再起動します.

これであなたのMacに,LatexがquickrunできるVimが構築されました.

LaTeXをquickrunで楽に処理する をとても参考にしました.

他のプラグインをインストールする場合は,

:BundleSearch

とすれば,色々見つかりますので,欲しいプラグインの行をヤンク(コピー,コマンドモードで “yy” )し,

~/.vimrc に追記します.そして,MacVimを再起動後,:BundleInstall とすればいいでしょう.

Macはデフォルトではgccが入っていないはずなので,VimでCを触りたい場合は gcc をインストールします.

XcodeでPreference -> Download -> CommandLine  Tool がインストール楽です.

コマンドを覚えれば,vimは凄く楽になります.少しづつ上達していきましょう.

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quickrun Latex on Vim(Mac)」への1件のフィードバック

  1. There is one thing which is a commonly held piece of knowledge, and which is true as well. It is shown on this page to the best effect. It’s the fact that learning vi/vim is an activity that will take a long time (weeks to months), and that the first experience is not pleasant. I take it this is the main reason why vi/vim editing isn’t, and will never be, a popular thing. You need to invest quite some effort to learn, memorize, and internalize the 30 or so commands that start making you more productive than with other editors. Since they’re all arbitrary one-key commands (although all of them have some easy mnemonic to aid in remembering them, and even some form of coherence), this is not an easy task. It’s easy to throw in the towel and go back to familiar jedit or pico, ultraedit or textmate, or even emacs. But once the effort to learn it has been made, I know of no one who goes back. And I know dozens of people that have told me that they’ve been using ‘vi’ for over 10 years, and that they’re accustomed to and expecting even the smallest details.

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